1985-05-24 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第3号
それからB52の戦略爆撃隊は、グアムを基地にして、そして空中給油の飛行機は嘉手納などを基地にして随伴して飛んでいたわけです。そのことをあわせて論じないでSS20だけを取り上げるのはどうかというふうに考えます。
それからB52の戦略爆撃隊は、グアムを基地にして、そして空中給油の飛行機は嘉手納などを基地にして随伴して飛んでいたわけです。そのことをあわせて論じないでSS20だけを取り上げるのはどうかというふうに考えます。
第三は、いわゆるB25といいますか、戦略爆撃隊、この三つから成り立っておるのでありまして、日本が核攻撃を受けた場合に、日本の内部に、これに対する核戦力というものがなければならぬと考えることは少し違うのでありまして、いま申し上げた三つのどれも、むしろ日本の内地に送るのは適当でないという判断すら持たれておるようであります。
○国務大臣(椎名悦三郎君) 申し上げるまでもなく、アメリカの核抑止力と申しますか、戦力と申しますか、これは三つの部分から構成されておりまして、大陸間弾道弾――ICBM、それから第二はポラリス潜水艦、第三は戦略爆撃隊、この三つから構成されておるのでございまして、むしろ日本の国内に基地を置くという必要はないばかりか、かえって不適当であるという見方もあるようでございます。
そこで、もしこの窓口が外務省であるとするなら、いままでのように、アメリカ大使館側から外務省が受けておって、実際の作戦行動は戦略爆撃隊の司令部、SACがやっておるのでありますから、すぐには来ないかもしれませんが、そういう状態が続くなら、いまでもさっとどこか日本の基地に来ておるかもしれません。そういう状態が起こるではありませんか。
従来、私どもとしましては特に極東というものについてどうかということを勉強いたしておりますので、その点についてのお答えでお許しをいただきたいと思いますが、アメリカの戦略態勢としましては、従来しばしば御説明申し上げておりますように、核の報復力、これは結局三つございまして、アメリカ大陸に展開しておりますところの戦略爆撃隊、すなわちB52、この一部のものは常時米本土上空を哨戒しております。
私どもは先ほどもちょっと御説明いたしましたが、現在、常時アメリカが核弾頭、水爆、原爆弾頭を持っておりますものは、絶えず上空に待機しておりますところのB52戦略爆撃隊のごく少数のものと、それからアメリカ海軍に配置されておるICBM、これはアトラス、タイタン、ミニットマン、この三つでありますが、これは常時核を持っておる。
そういう意味でわからないと申し上げたわけでございますが、アメリカの戦略といいますのは、しばしば申し上げておりますように、アメリカ本土内におりますところのICBMと、B52の戦略爆撃隊と、ポラリス潜水艦、それが三つの柱として動いておることは御存じのとおりであります。
今日、すでにアメリカ軍は、日本人を一人残らず追い出した小笠原父島を太平洋最大の核基地、ポラリス潜水艦基地として使用しており、また、横須賀などの在日アメリカ軍港はすでに核武装艦隊の基地となり、また、グアム島を根拠地とするアメリカ核戦略爆撃隊の基地として横田基地が使われています。これは公然の秘密ではないでしょうか。
現在私どものわかっておりますことは、SAC、米空軍の戦略爆撃隊でございますが、この三分の一のものがいざという場合には、十五分以内に基地を離陸し得るということであります。
ただ本国の戦略爆撃隊の基地、SACの基地でございますが、そこから航法飛行——航法と申しますのは飛行機の飛ぶ方法でございまして、ナビゲーションでございますが、この航法飛行あるいは熟練飛行等の関係で、時おり日本に飛来することがございます。また他の地域に行く予定のものが、天候、気象等の関係で日本の基地に立ち寄る、こういう事実はございます。
撹乱されて彼らが一時目を奪われた瞬間には、このRB47のあとから戦略爆撃隊が続いて突入してこないとも言えなかろうと思うのですよ。これが正常な使用なんですよ。正常な使用だからこそ、そういう機械を積んでいるのです。そういう相手方のレーダー電波の撹乱機を積んでいる。これは正常でしょう。正常でなければそんなものは積んでいることはないのです。
ルメーというあの戦略爆撃隊の司令官は、軍人らしい率直さで、もう回復のできないギャップということを言っております。また、フルシチョフも、あるいはアメリカかソビエトに追いつき得ないということもあり得る、という意味は、追いつかないうちに、世界はもう戦争なんかおかしくってという時代、恒久平和の時代に入って行くだろうと私は理解しておりますが、そのくらい平和は目の前に迫っております。
ソ連には、最近ゴロヴアロフと申します大将を指揮官としまして戦略爆撃隊ができました。ADDと申します。戦略爆撃機の分野は、ソ連が今日まで最も不得意としたところでありまして、これは非常に劣つておつたのであります。ところが最近初めて巨大な戦略爆撃機がどんどん登場しおります。